贈り物を選ぶ時は相手のライフスタイルに合わせて喜ばれるものが良いですね。
収納場所や消費するタイミングがあれば良いですが、そうでなければ負担となってしまいます。
欲しいものを贈るの時は、相手がどう受け取るかを少し考えてみて下さい。
特にお祝いの品にはマイナスのイメージがつくものは極力避けてましょう。
そんな小さな事でと言う人もいますが、大事なのは受け取る方の気持ちです。
一般的に慶事やお見舞いでは奇数を、弔事には偶数の贈り物が良いといわれています。
ただし、4や9などは死と苦を連想するため避けましょう。キリスト教圏では13もタブーです。
お皿やグラスなどダース単位のものや、夫婦茶碗のようにペアでひとつになっているものは偶数でも良いとされています。
白いハンカチは手巾とも書き、手切れ=絶縁を連想させます。
色が入っていたり、柄があるものを選びましょう。
日本茶は弔事で使われる事が多いため避けたほうが無難です。
贈る場合は赤などめでたい事を意識した色や入れ物にしましょう。
結婚式では切れる、割れる、壊れるなどが破局をイメージさせるので、リクエストが無い限りは避けたほうが無難です。
しかし最近ではグラスやカトラリー、キッチンツールを贈る事も増えてきたので、そこまで重要視はしないようです。
新築祝いには火事を連想させる赤いものやライター、キャンドルなどは避けましょう。
ちなみに引越しや開業のお祝いでは鉢植え=根が張るで縁起が良いと喜ばれます。
お見舞いや快気祝いをする時は、回復が遅れて寝付く=根付くで鉢植えはタブーです。
石鹸や砂糖、チョコレートや油など、原因が綺麗になくなるように縁起の良いものを用意しましょう。
尚、相手が目上の方の場合は、靴や靴下など踏みつけるものは厳禁です。
他にも鞄や筆記具、時計は勤勉さを表すとされ、失礼にあたります。
また、せっかくのお祝い事なのに、縁起が悪かったり相手に失礼だったりと、不快な思いをさせては台無しになってしまいます。
一緒にお祝いする事を念頭に置いて選びましょう。